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2006年1月21日 (土)

音楽の洪水!

いつもいつも飽きっぽくて、家で聞くときも一曲ごとCDを取り替えて、一人DJ状態の私です。

私の独断による、アルバムを最後まで通して聞ける環境、ベスト3は、、、、

第三位、ジャン!
通勤中のウオークマン

自転車通勤だと風の音が、電車通勤だとモーター音が、、、ノイズが入ってしまうので、実は音楽のディテールを3割方聞き逃している気がする。
ちなみに、iPODなんかの、ハードディスクタイプはダメ。沢山曲が入っていて、安心して飛ばし聞きしちゃうから。


第二位、ジャン!!
②カー・ステレオ

これも、ネックは走行ノイズ。あと、私の車はわずか6連装のCDチェンジャーなので、CDを交換するのが面倒というのがどうも、、、、。
でも、お気に入りの曲を大声で歌ったりできるという、「鑑賞」とは別な楽しみは、あるなあ。


そして栄えある一位は、ジャン!!!
①バー
やっぱり、バーですよ。他の客の話し声なんかはあまり気になりません。
掘っておいてくれるバーなら、それなりの音質、音量で、アルバム一枚ぐらいは軽い軽い!


でも、なぜバーにいる時はアルバム一枚をゆったり楽しめるんだろう。


この話を行きつけの店のマスターとして、出た結論。


「バーでは自分で選曲できない」。


、、、、、なるほどね!

自分が聞きたい「あのアルバム」を自由に選べないこと。そして、聞いているうちに、曲を飛ばしたりもできないこと。そういう「前提としての不自由さ」が、逆にゆったりと一枚アルバムを聞けてしまう理由だったんですね。

この曲、飛ばしちゃおうかな、もうちょっと聞こうかな、なんて悩むこともなく聞いているうちに、曲の終わり方・始まり方、曲順構成の妙など、いろんなことを考えて楽しめてしまいます。

(マスターの選曲が塞翁!じゃなくて最高!なのはもちろんですが。)


翻って、我が家での聞き方です。

せっかく買ったCDです。何回かはアルバムで通して聞きたいと思うのですが、CDの保有枚数が増えてくると、最後まで聞いてないものも増えてきました。


そこで。

ちょっと横道ですが、私が始めて買ったジャズのアルバムはこれ。

中学生時代。

ジャズについて何の知識もないまま、とにかく聞いてみよう、と思い立って、たぶん1500円ぐらいの廉価版の中からジャケ買いしました。(当時のアルバムタイトルは、"Travelin' On"。)

オスカー・ピーターソンのピアノのものすごい高速プレイと、にもかかわらずピタッと「キメ」で各楽器が息を合わせるかっこよさに、息を呑んだ一枚でした。全てのソロが歌えるまで聞き倒しました。

最初はピアノだけ聞いて、次はベースだけ聞いて、という具合に各楽器をバラバラに聞いたり。
ソロを覚えるぞ、と、一曲のソロばっかり何度も聞いたり。
最後はなぜか45回転で聞いて、これはやっぱりわけわからなかったなあ。

まあ、知識もないし、なによりお金がないせいで、レコードを毎月買うなんてとんでもないという状況のなか、否応なしに何度でも聞く、分かるまで聞くという、、、、うさぎ跳び的、千本ノック的、、、、何と言うか、ちょっと体育会のしごき入ってる状態です。

でも、この聞き方が、結構今の財産になっているんですよね。
ディテールを聞く、という基礎体力は、このとき身につけた、ような気がします。
好きなアルバム、一日に2,3回聞いたりしてましたからね。

これとか。

プリンスについては、また書く機会もあると思いますが、これなんか、単純計算して1年に500回ぐらい聞いてましたからね。私の耳を決定的に変えてくれたアルバムです。
貧乏って凄い!


さて、閑話休題。

でも、集中して聞くという修行は、全く生かされてないなあ。

書き進むうちに、今更ながら、今のCD「大人買い」な状況がよくないような気がしてきました。
いや、うすうすは感づいてはいたんですが。欲望の赴くままCDを買っちゃう状況が、却って音楽を楽しみづらくしているんですね。

といって、昔にもどるってのも、なかなかできないんですが。

一生に聞き込める音楽の絶対量って限られています。
だから、いい音楽に出会いたいという焦りがCDの大人買いを生み、でもそれが、いい音楽との出会いを却って阻害している、、、、、。

今、うちの棚に入っているCDの中に、出会い方さえよければ一生もののCDが、眠っているかもしれないんですよね、そういえば。


清貧かあ。、、、、、、、。
言うは易し、行うは難し、です。

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